正直ピアノの先生、長めにつぶやく。

ピアノ講師歴10年。教室ブログには書けない本音を長めにつぶやきます。

絵本でリトミック「童謡セミナー」を受講して感じた新しい希望!!

ピアノの先生方のインスタを眺めていると、あるテキストが目に止まった。

小さな子どものためのテキストで、おんぷが1ページに大きくどーんと書かれていて、わかりやすい。

指を動かす練習には動物のかわいらしい足跡をたどって指を動かすようになっている。

これは子どもが喜びそう!

と思ってそちらのテキストを調べてみると、1人のピアノの先生が個人で製作されているテキストだった。

 

▼「ぴあの の おうち」というテキスト▼

 

▼著者のん先生のピアノ教室▼

pinonmusicschool.amebaownd.com

pinonmusicschool.amebaownd.com

 

著者でいらっしゃるのん先生はセミナーをオンラインで開催されているとのことだったので早速申し込み、先日受講した。

 

 

結果、とても勉強になった。

先生は「どうようえほん」 を使ってピアノに本格導入する前のプレぴあのレッスンを行っていらっしゃるとのこと。

 

詳細は是非、先生のブログやセミナーをご覧いただきたいが、セミナーは目からウロコだった。

 

一番感動したのは、ピアノ用に作られたテキストではないものをレッスンの教材として使うところだ。

これまで、ピアノテキストをメインにして、そこからどのように子どもが好きな要素を混ぜることができるか、ということを考えてきた。

けれど絵本を使うレッスンは、逆からのアプローチ。

子どもが好きな題材(えほん )を使って、そこからピアノを弾くときに必要なことや、音楽の基礎を抽出してレッスンにしている。

それはそれはとてもよく考えられていた。
童謡もその絵本も深く研究されていた。

それは究極の生徒主体のように感じられてとても感激した。

 

その方法でレッスンをするには、教える内容を先生ご自身が細かく深く理解していないととてもできない。

のん先生の視点と、レッスンの裏にあるだろう研究の量に驚いた。

最近迷子気味の私(いつも迷子か・・)にはとても励まされるセミナーだった。

 

音楽を学ぶために作られたものではないものを使って、音楽を学ぶ。

そこには、自由な新しい道の、ほのかな希望のようなものを感じました。

 

▼使用する絵本▼

▼おりがみも使いました。クジラが可愛く折れてお気に入り▼

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