視覚不器用さんのための対策【色分け編】
ピアノの導入時期に、右手の左手で旋律を交互に弾くような楽譜がありますが、
このタイプの楽譜がとても苦手な生徒さんがいます。
ト音記号の楽譜に書かれたものは右手、
ヘ音記号の楽譜に書かれたものは左手
と、ルールは理解しているけれど、違う手が出てきてしまう。
はて。
なんでだろう???
たぶん
私が見えているようにはっきりと
音符が分かれて見えないのかな?
混乱して見えるのかな。
できるところもあるから、境目がモヤモヤして見えるのかしら?
自分が見ているものと、人が見ているものや聞いていることは同じじゃないということが、ピアノのレッスンの大前提。
ということで、
大譜表の
上の段、ト音記号の楽譜を赤く塗って、
下の段、ヘ音記号の楽譜は青く塗ったら、
驚くほどすらすら弾ける!!!!
そういうことだったんだね。
できることなのに、少し見え方が違って、
いつも間違えてしまって辛かっただろうなぁ、
と申し訳ない気持ちになりました。
いつも色を塗るわけにはいかないので、
少しずつ薄くしていくか?
塗る箇所を減らしていくか?
どちらにしても少し楽に楽譜が見られるような方法が見つかって良かったです。