正直ピアノの先生、長めにつぶやく。

ピアノ講師歴10年。教室ブログには書けない本音を長めにつぶやきます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

レッスン中のほっこり^ ^

三連符の説明をするときに三文字の言葉を当てはめて練習しています。 「いちご」とか「ピアノ」とか。 たまには、生徒さんやお友達の名前を入れてみたり。 身近な三文字のものをいいながらリズム打ちをします。 先日もいつものように「いちご」で練習した後…

つっかえつっかえ弾く、両手が苦手な生徒さん・・・って何が足りないの?

教室の生徒さんで、両手で弾いているといつも同じところで止まり、「はじめまして」みたいな感じで楽譜を見て、その音を「ド」から数えて読んで(ええと、ここだったからしら?よいしょ)という具合に弾く子がいる。 曲の途中結構な頻度でそんな感じで止まる…

「ピアノやる気底辺」は親の要求が過剰なことが多い

これまでの私の体感では、ピアノの練習を自分からすすんで取り組む子は約1割、 残りの9割がピアノの好きな面もあるけれど、練習は億劫というとまぜこぜの状況というのがここのことろ続いている。 「ピアノ楽しい」と「練習が億劫」の割合は時と場合と人に…

わからない音楽を聴くモード。

音楽には文法があって、文法には必ず文化的な背景があって、いわゆる西洋クラシック音楽を聞くときには文化的な背景を丸ごと取り入れている。 そこにはいつも緊張と緩和からくる物語がある。機能和声でできている音楽で緊張も緩和もない、起承転結も物語もな…

ハノンはやるの、やらないの。

ピアノレッスンで昔からよく使われている有名なピアノテクニック教本に「ハノンピアノ教本」がある。 「ハノンピアノ教本」は3部に分かれていて、特に有名なのは第一部の1曲の中で同じ音型をひたすら繰り返し上下する練習と、第二部の音階とアルペジオだろ…

ピアノの練習と親子関係。

ピアノの発表会やコンクールで、本人のレベルを明らかに超えているようなものを、親子で必死になって泣きながら取り組むことには、どのような価値があるのだろう。 本番当日に満足のいく演奏ができたら、やはりやってよかったと、充実した気持ちになるんだろ…

8分の6拍子はいつからはじめるか?

簡単で難しい8分の6拍子の世界。 8分の6拍子の曲自体は聞き慣れたもので、揺れが感じられてノリやすい。 変拍子の曲に比べればよほどとっつきやすい。 ゆらゆらと揺れるようで楽しい曲が多いので、ブランコや船や波などに関連したタイトルで子どもの導入テ…

無駄な曲を弾いている暇はない。

レッスンができる日常が続くことが奇跡のように思える昨今の情勢。 日常をいつも通りに送ることができることに感謝です。 相変わらず、勉強とレッスンと遊びを循環しているわけですが、今日のレッスンでふと、私自身が好きで弾きたいと思う曲だけで、レッス…