正直ピアノの先生、長めにつぶやく。

ピアノ講師歴10年。教室ブログには書けない本音を長めにつぶやきます。

ピアノ教室の個性とは?

flowerと楽譜


ピアノ教室ってたくさんあるけど、人の数だけ個性があるように、ピアノ教室の数だけ個性がある。

先生の人柄や、何を目標にしているか、何に興味を持っているかということによると思うが、

ピアノ教室を探している人にはわかりづらい。

レッスンを受けてみるほかない。

それも体験レッスン1回だけではわからないかもしれない。

 

もしかしたら、ピアノの先生自身も自分がどういう先生なのか、何を目標としていて何に興味を持っているのか、はっきり言葉にできる方は少ないのかもしれない。

それは、自己を確立していく過程に似ていて、自分が興味を持っていることや目標としていることは、誰かに教えてもらうことではなくて、自分の内側から発してくることを逃さずにキャッチするしていく過程を繰り返すしかないのだと思う。

 

 

池川礼子先生のセミナーを受講。

先日、池川先生の著書を読んで、感動し、そのあとすぐにセミナーがあることを見つけて、即申し込み。

隅から隅まで勉強になり、あっという間の1時間だった。

ピアノ教材のバスティンのセミナーでもあり、1回目のレッスンから具体的にどのように行うのかを余すことなく披露してくださった。

 

 

その中で、先生のピアノ教室は「〇〇音楽研究会」ということを知る。

(ホームページはないようなので、念のため伏せ字にする。)

 

なるほど。

先生は研究してらっしゃる。

とても納得がいく。

ピアノを弾くということを、小さいお子さんから大人まで、どのように導くことができるのか、研究していらっしゃる。

生徒さん一人一人が研究対象なのだと。

良い音でピアノを弾くということに隅々までぬかりなく徹底している。

研究するという好奇心と、探究心から、こういうピアノのレッスンになるのだ。

 

研究とは、

「よく調べ考えて真理をきわめること(広辞苑)」。

本当にその名の通りのレッスン内容だった。

「私こそが正しい」と思っていたら研究はできない。

謙虚な姿勢で、音楽や生徒さんの特徴をよく調べ考えている。

 

私はこれからどういうピアノの先生として進んで行きたいのかを考えたときに、

「研究」という姿勢は1つのヒントになると感じた。

 

ピアノ教室を探している方にとっては教室名は意外と大きなヒントになるかもしれない。

先生のフルネームを大きく冠している教室名。

「苗字+教室」の無難な教室名。

音楽用語の横文字。

名は体を表す。

 

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