ピアノ初級者が簡単に弾けてワクワク楽しい曲が入っている便利なおすすめ曲集(「教本つまらない組」のその後)
先日から教本がつまらない組への対処をあれこれやっておりますが、現状報告です。
結果として、教本を乗り換えるまでは行かないけれど、比率を限りなく低くする、という状況で少し目に生気が戻ってきました。ほっ。
対処法3.5というところでしょうか。
まずは、ピアノに向かう時のワクワクする気持ちを復活させることを目標にします。
具体的には、「オルガンピアノ3」の曲を主要なもののみにして、練習曲は基本的に飛ばす!!
その代わりに弾きやすく、楽しく、ビビビっとくる曲を渡します。
その時に便利な曲集が、
「バスティン先生のお気に入り」レベル1・2と「キャサリン・ロリン ビーニー動物園」です。
これらの曲は、いわゆる5指のポジションで弾ける曲ばかりです。
5指のポジションとは、指を1本ずつ鍵盤にのせたその場所で弾きます。
「ドレミファソ」のポジションや、「ソラシドレ」のポジションなど。
基本の手の形のままで弾けるので、初級者にとって弾きやすく感じるようです。
曲の途中で、5指のポジションを変えることはありますが、指を広げたり、縮めたりしながらじわじわとポジションを変わることが少ない(時々は出てきます)。
音が少なくても、ポジションをじわじわと変わることが初級者には意外と難しい。
これらの曲集は手の形はそのままに、いろんな範囲の音を弾くので、曲がダイナミックで変化に富んでいます。
簡単な曲に聴こえない、というところがポイントのようです。
こういう曲集他にはないかしら?
おすすめがありましたらぜひ教えてください。
結果として、これらの曲なら一週間で3曲仕上げてくるという変貌ぶりです。
そして3曲弾けるようになったよ!という時の誇らしそうな顔と、早く弾いて先生に聴かせたい!という様子が見れてこちらも嬉しくなりました。
オルガンピアノの曲を自信なさげに申し訳なさそうに、生気のない目で弾いていた生徒さんとは思えない。
やっぱり弾けると嬉しいよね!
曲の偉大さを痛感しました。
ちなみに、レッスンノートも継続していて、こちらは生徒さんのみならず、保護者の方にレッスンの内容が見える化しやすくなる、という点で効果がありました。
家での練習がものをいうピアノレッスン。
レッスン時間1、2分を惜しまずに、お家の方との情報共有をすることがピアノに影響することは大きいですね。