去年からセルフコーチングをして、ピアノ指導法の学び直しをしてきた。
できていることとできていないことがあるけれど、概ね前進している。
楽器店に並んでいるピアノの導入テキストはほとんど目を通した。
講座を受けられるものは結構受けてきた。
その上で、「あ、この先生を心の師匠にしよう」と勝手ながら一方的に思う方に出会った。
悩みの1つだった「理想の先生がいない」ということが解決した。
それは、、、
yunon音楽教室のAIMEI先生。
楽器店には並んでいないけれど、AIMEI先生のホームページで購入することができる素晴らしいテキストがある。
こちらのテキストは、数年前に購入していたのだけれど、本格的に使用することなく、部分的にレッスンに取り入れていた。
かわいいイラストと一緒に、すごろくやパズルのようなゲームで音符や楽譜のルールを遊びながら学ぶことができる。
生徒さんにはとても楽しそうで、レッスンの合間の息抜きのように使っていた。
改めて調べてみるのAIMEI先生がオンライン講座をされているということで早速受講した。
(このご時世、オンライン講座には本当にお世話になっている!AIMEI先生は九州にいらっしゃる方。もしオンライン講座がここまで浸透していなかったら、受講のチャンスはまだまだやってきていなかったかも知れない。)
どんな人にも音楽を楽しいと感じる権利がある
普段私が感じていることを全て言葉にしてくださったような、共感することばかりだった。
講座のはじめにおっしゃったのが、「どんな人にも音楽を楽しいと感じる権利がある」という言葉だった。
不器用だろうが、集中力が長く続かない子だろうが、ピアノを楽しむ権利がある。
だから私たちには、「音楽は楽しいと教える責任がある」とおっしゃっていた。
心の底から同意して胸が熱くなった。
音楽は器用な子だけの 特権ではないし、「音楽を楽しみたい」と期待を抱いている子どもを誰ひとり取りこぼさないようにすることが私たちの責任だ。
それなのに、うまくいかない理由を、家で練習しないとか、向いていないとか、理解力がないとか、生徒に責任を転嫁していなかっただろうか。
自分に教える実力がないことを人のせいにしている。
マンツーマンレッスン
それからもう1つAIMEI先生のレッスンで共感したのは、マンツーマンレッスンだ。
多くの結果を出していると思われるピアノの先生が、親御さん(ほとんとがお母さん)のサポートは必須だとおっしゃっている。
レッスン中に横についていることは当たり前で、自宅の練習では親御さんが主導するようなものも多い。
親も一緒にレッスンを受けているようだ。
この方法にはどうしても自分は馴染めずにいた。
レッスンをしているときに、お母さんとべったりで、なかなか本人とコミュニケーションが取れない時、その子の本音が掴みづらくレッスンを進めにくい。
でも多くの先生がお母さん同席でやっているようだし、、やりづらい原因は他にあるのだろうか?と思っていた。
そんな中で、AIMEI先生は、生徒さんと先生のマンツーマンのコミュニケーションを大切にしているという。
やっぱりピアノを弾く本人と教える人間の1対1のコミュニケーションを取りながらレッスンをすることは間違えてないんだなと、自信を持つことができた。
AIMEI先生のようになりたい!少しでもAIMEI先生に近づきたい!
絵を学ぶ人が大作を模写するように、理想の先生の姿を追いながら、自分なりのレッスンを作っていきたい。
去年から始まったセルフコーチングの流れ。
とても大きな出会いがありました。
楽しくレッスンをしたいという方、ぜひ「おとあそび」を手に取ってみてください。