正直ピアノの先生、長めにつぶやく。

ピアノ講師歴10年。教室ブログには書けない本音を長めにつぶやきます。

ピアノレッスン備忘録

【トルコ行進曲】オクターブの連続をどう練習する?

モーツァルトのトルコ行進曲。 「ピアノ名曲選」なんてCDがあれば必ず収録されているだろうこの曲。ピアノを習っていなくても一度は耳にしたことがあるだろうこの曲。 この曲のテクニックとしての難所は、オクターブの連続だろう。16部音符の速いパッセージ…

ピアノ初級者が簡単に弾けてワクワク楽しい曲が入っている便利なおすすめ曲集(「教本つまらない組」のその後)

先日から教本がつまらない組への対処をあれこれやっておりますが、現状報告です。 akihareko.hatenablog.com akihareko.hatenablog.com akihareko.hatenablog.com 結果として、教本を乗り換えるまでは行かないけれど、比率を限りなく低くする、という状況で…

話し方を見直したい人必見「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」中間報告!!

ピアノの先生って、話す仕事なのでは?という意識を持った先日。 akihareko.hatenablog.com こちらの本を購入してから、自分なりに主要だと思うところに付箋をつけて、レッスン前の時間にひとり発声練習をすることにしました。 たった1日で声まで良くなる話…

自分が心から楽しいと思えるレッスンをする

自分のレッスンを見つめ直す、と決めて勉強を初めて4ヶ月。 今思うことは。 自分自身も心から楽しくて充実した時間をレッスンで過ごすことができれば、もし生徒さんがレッスンを辞めたい、と言い出した時に、これが楽しくないのなら、仕方がないね、楽しい…

繰り返し練習「回数こなし」お役立ちアイテム

ピアノの練習をしていると、どんなに合理的に練習をしても、回数がものを言うフェーズがある。 繰り返し練習の必要は避けては通れない。 繰り返し練習をできるだけ楽しく、わかりやすくできないものか。 レッスンや、娘や自分の練習にも役に立っているのが、…

ピアノ指導者の理想

ピアノ指導の勉強の現場で、どうにも違和感を感じる時間がある。 お手本のように素晴らしく弾く子の音源や映像を見て、それをみんなで崇めるように拝聴する時間だ。 「このように指導すると、このように弾く子になりますよ」という指導側の態度が透けて見え…

ピアノ導入メソッドの視点~会話から入るか?文法から入るか?~

ピアノの導入教本を分類する方法はたくさんある。 どの音から始めるか?中央ドor高いドorその他 どんな音符から始めるか?絵おんぷor数字or普通の音符 使う手は?両手or片手ずつ はじめて使う指は?1番から順番にor2か3の使いやすい指からorぐーモーショ…

生徒さんはファンクラブ会員さん(相変わらず迷えるピアノの先生)

これは個人的な問題だけど、自分にありあまる自信があるタイプではないので、何か行動を起こすにも、相手はどう思うかがとても気になる。 指導する立場としては致命的だと感じる時もあるけれど、過剰に過信的で強要するタイプよりは少しはマシかも、とは思っ…

発表会ダイエット‥

無事に発表会が終わった。 発表会と言っても今回は初のオンライン。 (オンライン発表会についてはまた、いつかまとめたい。) まだまだ仕事は残っているけれど、とりあえず、生徒さん全員、無事に演奏を終えてほっとしている。 気がつけば最後の1週間はほと…

もしピアノの先生が「もしドラ」を読んだら。マネジャーであり専門家でもある状況は可能!

とあるツイッターを見て、マネジメントとピアノのレッスンって通じるところがあるのではないか?と感じるところがあり、まずは↓こちら↓のやさしい本を読んでみようと。 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 作者:岩崎 …

ちびっこ生徒さんの不思議の世界〜♪

レッスン中の自由な発言は大好物。ちびっこ生徒さんの世界はファンタジ〜。 ***** 「ぼく、指が50本あるよ(╹◡╹)」 ん? 「数えるからね。」 ・・・? 手のシワを数え始める。 「ね?」 ・・・う、う、うん? ***** 「目に見えないはやさで腕を回すからね…

続・バッハ「インベンションとシンフォニア」のレッスンどうしよ!?【校訂版・解説版調査編】

先日からバッハ・インベンションのレッスンについて勉強を続けている。 ※随時加筆しています※ akihareko.hatenablog.com まだまだ続くバッハ「インベンションとシンフォニア」の楽譜調査。 続いて、校訂者がいるものや演奏の手引きが書かれたものなど。学習…

発表会は胃に悪い。

発表会の曲は少し難しめの曲を選ぶと決めている。 これくらいがちょうどいいだろう、と先生が決めてしまうと、それ以上に伸びないからだ。 自分には少し高すぎるかも、と思う階段を「えいや」っと力を振り絞って登った時の華麗なる姿をなんども目にしてきた…

グランドピアノ下収納にぴったりのいい買い物ができた!

レッスンがお休みの間、レッスン室をせっせと整えていました。 今週からレッスンを開始して、生徒さん、びっくり。ウフウフ。 ピアノの音も変わったことにも気が付いてくれて嬉しい限りです。 その整理整頓の中で、一番悩んでいたのが、コピー譜とCDの行方。…

買ってよかったピアノレッスン補助グッズー足台と譜面台ー

夏休暇中にレッスン室をメンテナンスしている。 自宅でレッスンをはじめると同時に揃えたレッスンで必須のものたちを紹介。 ペダル付き足台 小さい生徒さんのレッスンを始めた時に、脚台を購入した。 今使っているものは、ペダル付きとペダルなしの2つ。 ペ…

言語へのこだわりは終わりがない。「勉強の哲学」を読む。

ピアノ教室は長めの夏休みをもらっている。この休みの期間は気になっていた本を数冊読む。 その中でダントツに面白かったのが千葉雅也著「勉強の哲学」だ。今年読んだものの中でいちばん面白かった。。。読みながらワクワクした。もっと早く手に取ればよかっ…

直すところは自分で、自分の言葉で書いて!

生徒さんが、譜面と違う音やリズムで弾いて体が覚えてしまって、何度指摘しても直らないということがある。 楽譜に書き込んでも読んでない。 色鉛筆で色分けしても、目印のマークを決めても、 付箋を貼っても、言葉で詳細に書いても、流れで弾いているから、…

ピアノランドマスターコースDVDコース受講開始!「勉強すればするだけ知らないことが増えていく」

私が考える現代の3大ピアノメソッドは、 バスティン 、おんぷの学校(すくすくミュージックすくーる)、そしてピアノランド。 そのピアノランドの勉強コース「ピアノランドマスターコース」DVD受講を開始した。 ピアノランドとは、ピアニストであり作曲家で…

どもるはなし言葉とピアノ、歌の力。

つっかえつっかえ話す小学1年生の生徒さんがいる。稀に同じ言葉を繰り返すこともあり軽度の吃音の症状なのかもしれない。本人は話づらそうにしたり、言葉を発しづらそうということはないので、日常生活には支障はないようだ。 その子はピアノも、話す時と同…

ピアノレッスン時の絶対的な美、絶対的な悪は何か「美学への招待」を読む

常々疑問に思っていることがある。 私が美しいと思ったことを、生徒さんがそう思わなかった時、レッスンで先に進めない、ということ。 私が絶対に正しいという説明ができないこと。 綺麗な音、汚い音、といった時に、汚い音を「好き」と言われた時に、その先…

ブロックでピアノを弾く手指に心地よい刺激と必要な力を!

引き続き、講座を受け、本を読み、新しい音楽を聴き、ピアノを弾いて、勉強をし、レッスンでアウトプットする。いいサイクルができてきている。 先日より池川礼子先生の東音企画の↓連続講座↓を受けている。 www.to-on.com 毎回一語も逃せないくらいに最高に…

導入期レッスンメソッドと並行して学びたいこと。

導入期のレッスンのメソッドを本気で勉強をはじめて、今最も気になっているのは「美学」「美意識」。 どんなレッスンをするのかは、何故その音をその音楽を美しいと思うのかということ抜きには考えられないのではないか、思うようになった。 導入期のレッス…

バッハ「インベンションとシンフォニア」のレッスンどうしよ!?【音源調査編<後半>】

↓前回↓の続きです。 akihareko.hatenablog.com * ピーター・ゼルキン 1947年生まれ。アメリカ出身。今年2月に逝去されたばかり。繊細な糸で編まれたやわらかい布を、優しく掛けてもらっているような感覚になる…。 Bach: Inventions, Sinfonia & Duets ピー…

バッハ「インベンションとシンフォニア」のレッスンどうしよ!?【音源調査編<前半>】

先日の楽譜調査編に引き続き、iTuneで聴くことが出来るバッハ「インベンションとシンフォニア」を調査。 J・S・バッハが息子の音楽教育のために書き、ピアノ学習者にはレッスンでおなじみの曲だが、内容はバッハの他の曲と同様に創意工夫に溢れている。 いつ…

「この延長線上に合格はない」渡部由記子先生から学ぶダメなことはダメとはっきり言うこと

ピアノの先生ってどんな方がいるのか調査シリーズ。 先日読んだ「やる気を引き出す魔法のピアノレッスン」の著者、渡部由記子先生の講座をピティナ(全日本ピアノ指導者協会)のEラーニングで拝聴した。 www.piano.or.jp ↓著書↓を開きながら勉強する。 渡部…

「教本つまらない組」の進捗と「ついやってしまう」から仕組みを借りる

教室が休止していた間に教本を放置していた「教本つまんなーい組」への対策を先日考えた。 akihareko.hatenablog.com その後、順番に対策を行っている。 見える化対策 まず行ったのが、↓このようなレッスンノートを渡すこと。 すみっコぐらし レッスンノート…

ピアノの先生って実は話す仕事なのではないか!?魚住りえ著「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」を読む

ピアノの先生の仕事は、生徒さんをピアノの道に導く仕事。 ではどうやって? 自分で弾いて、実演して、歌って。 でも一番多い手段は、言葉だ。 何をしてもコミュニケーションがある限り、言葉の問題がつきまとう。 レッスン中に伝えたいことがあっても、うま…

魔法よかかれ〜♪渡部由記子著「やる気を引き出す魔法のピアノレッスン」

魔法みたい!と言われるレッスンがしたい。 プロの技って、素人からみたら想像を絶していて、魔法のように見えることがある。 そんなレッスンができるようになりたい。 渡部由記子著「やる気を引き出す魔法のピアノレッスン」を読んだ。 以前のセルフコーチ…

バッハ「インベンションとシンフォニア」のレッスンどうしよ!?【主要出版社調査編】

バッハ のインベンションとシンフォニアのレッスンをすることが増えたので改めて勉強を始めようと思う。 インベンションとシンフォニアといえば、ピアノを習っていると必ず通る道。 私がこの曲集をはじめた時は、「なんて譜読みが難しいんだ!!」というのが…

目指しているものを統一すること〜反抗期女子から学ぶ〜

小学5年生の女子ともなると反抗期に片足を突っ込んでいて、難しい年頃。 レッスン中に指摘をすると、明らかに機嫌が悪くなり、逆ギレ状態で音がどんどん乱暴になっていくなんてことはよくある話。 いやいや、何週間もあらゆる臨時記号を落として弾いて、キ…